こんな対応をしていませんか?
あまり不登校について刺激をするとかえってよくないと考えて、自分では言葉に気をつけているつもり。でも、当の子どもさんからすると登校のプレッシャーをかけられていると感じてしまう内容も混ざっているかもしれません。
不登校状態に対する矛盾した親の言動
「学校には無理して行かなくてもいいよ」
「しんどいなら休んだらいいよ」
一方で・・・
「好きな授業だけ出てあとは保健室(別室)にいたらいいよ」
「体調が良くなったら午後から少し行ってみたら?」
「部活動だけでも参加したらいいって先生が言ってたよ」
「先生が『顔だけでもみたいな』って心配してたから、あいさつだけでもしたら?」
学校に行くことを無理強いすることはよくないと自分に言い聞かせながらも、できれば行ってほしいという本心がやはりどこかで出てしまうのです。
子どもさんはそうした親御さんの本心を敏感に察知して、「自分の苦しい気持ちを本心ではわかってくれていない」と感じ、さらに傷つきを深めてしまいます。
― “学校へ行かない我が子”を本心から受け入れる ―
言葉で言うのは簡単ですが、心の底から子どもさんの不登校を受け入れることは、非常に難しいことだと思います。「こうすればできる」なんていうマニュアルはありません。苦しく、辛いことかもしれません。
まずは親として自分自身と向き合い、
自分の本心を知ってみることから始めませんか?