プロフィール

公認心理師・臨床心理士
   坂田 美和子

“人は変わることができる”、“その人自身の中に魅力があふれている”が信念

 人はその方の人生を生きていく中で、様々な体験をしています。その中で喜びや楽しさを味わうこともあれば、悩み苦しむこともあります。自分や他者の気持ちに深く触れ、感動したりやる気に満ち溢れたり、悲しみや苦しみを味わい、時に絶望感に満たされてしまうこともあります。特に、ネガティブな状況に陥るともう「もうどうにもならない」、「このまま不幸な気持ちで生きていくしかない」という思いになってしまいがちです。
 人はうまくいっている時もうまくいっていない時も、“いつでもアップデートすることができる”というのが私の信念です。“変わる”と聞くと、「今まで自分が生きてきた人生をなかったことにする」と考える人がいますが、私が考える“変わる”は“アップデート”のイメージです。
これまでの人生でその方が体験してきたことや味わってきた感情、すべてはその方の財産です。ネガティブに感じるような出来事も見る角度を変えればその方の学びになり、生きていく上での財産になり得ると思うのです。
うまくいかなかったことやネガティブなことは工夫や修正を加え、より良い状態にしていくことができます。それは、これまでの人生での体験があるからこそ得られるものだと思います。私は臨床心理士として相談者方の“アップデート”のお手伝いをしていきたいと思っています。 

 

資格

  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • レクリエーションインストラクター

所属団体

  • 日本臨床心理士会 
  • 日本心理臨床学会 
  • 日本トラウマティック・ストレス学会 
  • 日本レクリエーション協会 

 

略歴

  • 県警少年サポートセンターにおいて、少年補導職員として非行少年や被害少年、保護者等の心理相談に携わる 
  • 少年刑務所や刑務所において、処遇カウンセラーとして受刑者の再犯防止に関する相談や性犯罪再犯防止指導(グループワーク)に携わる。
  • 小学校、中学校、高校において、スクールカウンセラーとして児童・生徒・保護者・教職員を対象に、不登校・いじめ・発達・問題行動・対人関係・親子関係・子育て・依存症・犯罪の被害など様々な悩みの相談への対応を行っている。また、児童・生徒を対象に、ストレスマネジメントやアンガ―マネジメント、教職員へのトラウマ理解や発達障害に関する理解、その他子ども理解に関する研修を行っている。
  • 犯罪被害相談(公益社団法人被害者支援センター、県警被害者支援室)に携わり、同時に犯罪被害者遺族の会(自助グループ)へ臨床心理士として参加している。

 

講演・研修

  • 非行防止、薬物乱用防止、喫煙防止に関する講演多数(小・中・高校生 対象) 
  • 神戸学院大学法学部学生へ「性犯罪の被害と加害」について講演 
  • 被害者支援センター電話相談員養成講座での「被害者の受ける精神的影響」、「性暴力の被害者とその支援」について研修 
  • 被害者支援センターシンポジウム「性被害者の支援の現場から~刑法改正を受けて~」パネリスト